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飛騨ジビエを地域特産として全国へ!

令和2年度 実績報告

1.令和2年度森のごちそうの里・コミュノーテ飛騨事業報告

 令和2年度は、高山市鳥獣被害防止対策協議会ならびに飛騨市鳥獣被害防止対策協議会より委託されました、それぞれの市域及び県内外におけるぎふジビエの振興と消費拡大に係る事業を中心に次の通り実施しました。                                                                          

【高山市鳥獣被害防止対策協議会より委託された事業】

 (1)「鹿肉と地元農産物を使った鹿肉料理コンテスト」を開催 

       高山市内より応募いただいた鹿肉料理10点の中から1次審査(書類審査)を通過した、一般の方3名にそれぞれが考案した地元農産物と鹿肉を使った料理を調理し、作りやすさ、見た目の完成度、アイデア(独創性)、アピールポイント、美味しさの観点から審査し、グランプリ、準グランプリ、特別賞を決定しました。                      

開催期日 

  • 9月17日 飛騨農林事務所にて1次審査を開催
  • 10月  4日 フレッシュラボ高山にて2次審査を開催                                                                

 (2)「高山食材と飛騨産鹿を活用した古典フレンチ講座」の開催を後援   

高山市地産地消推進会議が地元の料理人を対象として開催された「高山食材と飛騨産鹿を活用した古典フレンチ講座」を後援し、料理人への鹿肉の調理方法等の普及を図りました。   

開催期日 : 9月29日 フレッシュラボ高山にて開催                     

結  果 : 13名の料理人が受講されました。                           

 (3)「アウトドアレストラン飛騨高山」の開催を後援                   

 飛騨高山おいしいお米プロジェクトが主催し、高山市スカイパークにて開催されたアウトドアレストラン飛騨高山では、大型のキッチンカーで地元の4名のシェフにより、ぎふジビエの鹿肉等を使った料理が提供され、ジビエの消費拡大と普及を図りました。

開催期日 : 8月1日、9月26日、10月25日                        

開催場所 : アルプス展望公園「スカイパーク」にて開催                   

結  果 : 3日間で90名の方が来場されジビエ料理を堪能されました。

(4)「飛騨鹿肉料理フェア」を15の料理店に参加をいただき開催

 ぎふジビエに登録している15店舗において、12月1日から2月28日までの間、飛騨鹿肉料理フェアを開催し、飛騨地域における鹿肉の消費拡大とジビエ振興を図りました。

開催期日 : 12月1日から2月28日まで       

開催場所 : 参加申し込みがあった15店舗にて開催       

結  果 : フェア期間中100kgを越える鹿肉の購入

(5)「鹿肉を使った親子カレーパン教室」を開催しました。

  地域の森で捕獲され「ぎふジビエ登録制度」の登録施設で適正に解体処理されたニホンジカの肉と、地域で生産される農畜産物の魅力を地域の方に楽しく知っていただくことで、普段の食卓で地域農畜作物とジビエを使った料理を食べていただく機会が増えることを目的として、鹿肉を使った親子カレーパン教室の開催を計画しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、1月9日に緊急事態宣言が発出され、開催を計画していた2月21日も継続されていたことから、料理教室は中止させていただき、参加申込者に鹿肉を使った焼きカレーパンと飛騨の牛乳を使ったパンナコッタをレシピとともに配布させていただき、レシピをホームページに掲載しジビエの振興を図りました。

開催期日 : 2月21日 フレッシュラボ高山にて調理し参加申込者に配布   

結  果 : 参加申し込みがあった7組の親子に鹿肉を使ったカレーパンと飛騨の牛乳を使ったパンナコッタを配布しました。

(6)飛騨ジビエを地域特産として全国へ発信するため、ホームページを開設

 飛騨ジビエを提供する店舗をはじめジビエの情報を発信することで、飛騨ジビエの普及と消費拡大を図るためのツールとしてホームページを制作し開設しました。                                                   

【飛騨市鳥獣被害防止対策協議会より委託された事業】

(1)料理人を対象としたジビエ調理講習会と試食会を開催しました。

第1部 ぎふジビエ登録制度の食べられるお店の登録店舗である、飛騨市古川町のレストラン「タスパdeシャングリラ」のオーナーシェフ 玉腰正人さんに講師を務めていただき、鹿肉の調理方法を実演していただき、参加者には鹿肉の調理方法を見ていただくとともに、出来た料理を試食していただきました。(調理実演いただいた料理は、鹿肉を使用したチンジャオロースと鹿肉を使用したハンバーグの2品)

第2部 ぎふジビエ登録制度の解体処理施設と買えるお店に登録されている、飛騨市神岡町の「獣肉解体処理Bambi」の代表の原田大輔さんに講師を務めていただき、ジビエの安全性や入手方法、価格等につい説明頂き、実際に鹿肉の商品を見ていただきました。また、参加者には自分で鹿肉を調理していただき食べていただくことで、ジビエの鹿肉をご理解いただきました。

開催期日 : 11月25日(水)午後1時より午後4時まで

開催場所 : 飛騨市古川町公民館の栄養指導室にて開催

結  果 : 5店舗の参加をいただきました。                                                                      

【その他の事業】

(1)ぎふジビエ振興協会が開催した鹿ジャーキーフェアに協力

 11月14日、15日の2日間、道の駅「ななもり清見」で県産のシカ肉から作られたジャーキーを来場者に無料配布し、多くの方に鹿肉の魅力を知っていただきました。

(2)ぎふジビエ振興協会の会議に出席し、県内の他地域の関係者とジビエ振興策について意見交換

    12月17日に揖斐川町で開催されたぎふジビエ振興協会の連絡会議に代表、副代表、庶務会計の3名が出席しました。