toggle
飛騨ジビエを地域特産として全国へ!

令和1年度 実績報告

1.供給体制構築について

  • 年間を通じてぎふジビエを安定的に供給できるようにするため、飛騨市では初めてとなる、ぎふジビエ衛生ガイドラインに適合した解体処理施設の開拓を飛騨市神岡町寺林地内において実施した。
    また、8月には高山市清見町地内の解体処理施設に対して、森のごちそうの里・コミュノーテ飛騨への参画推進を図り、管内のぎふジビエ衛生ガイドラインに適合した4施設全てを、森のごちそうの里体制に加えることとなった。
  • 2月には捕獲者を対象として、森のごちそうの里・コミュノーテ飛騨の今井代表が講師となって鹿の解体講習会をジビエ飛騨高山において開催し、捕獲個体の適切な処理方法について教授した。(2月1日実施、4名が受講された。)
  • 県内他地域の解体処理施設等にて獣肉が不足する場合において獣肉を融通できるよう、森のごちそうの里・コミュノーテ飛騨の今井代表を窓口とする体制をぎふジビエ振興協会の協力のもと整備した。

2.販路開拓について

9月28日から10月31日までの間、高山市内のスーパーマーケット(駿河屋アスモ店)で、ニホンジカの肉の試験販売と試食会を開催し、ロース肉6.63kg、ひき肉2.58kgを販売し、販売実績が得られたことから、11月1日から前記のスーパーマーケットでぎふジビエの常設販売をすることとなった。

  • 9月1日から11月30日までの間、飛騨鹿肉料理フェアーを各参加店舗にて開催し、鹿肉を使った新しいメニュー(別表1)の開発を図るとともに消費拡大を図った。
  • 11月10日
    青空レストラン・飛騨鹿肉料理祭りを屋外において開催し、鹿肉を使った新しいメニューの開発を図るとともに、約800名の来場者に鹿肉の魅力をPRした。
  • 9月30日
    東京のフランス料理店「フレンチ割烹ドミニク・コルビ」のオーナーシェフ ドミニク・コルビ氏を講師に招いて、料理人を対象としたジビエの活用法を探る料理講座を開催し、料理人のぎふジビエの調理技術向上を図った。
     前日の29日には、ドミニク・コルビ氏に管内の解体処理施設を見学していただくとともに、管内のイタリアンレストランでぎふジビエを使った料理を食べていただき、有名シェフへのぎふジビエのPRを図った。
  • 2月9日
    ぎふジビエを取り扱う料理店の開拓として、名古屋市の料理店へ、鹿肉のサンプルを提供するとともに販路開拓を実施した。
  • ぎふジビエの魅力をPRする事業として次の事業を実施した。

9月28日、10月2日、4日、5日、9日、11日
 高山市内のスーパーマーケットにおいて、鹿肉の試食会を実施した。

10月10日
 ぎふジビエの魅力を県外に発信するツァーを開催し、名古屋地域より18名の方に日帰りツアーで高山に来ていただき、第3回ジビエ料理コンテストで農林水産大臣賞を受賞した鹿肉のビビンパとスネ肉のスープの昼食と高山祭を堪能いただいた。

11月4日、5日
 ぎふグリーンツーリズムネットワーク大会を開催し、宿泊場所となったトヨタ白川郷自然学校で、参加者100名に対して鹿肉料理を提供し、ぎふジビエの魅力をPRした。

2月8日
 名古屋市中区東桜1丁目オアシス21のギフツプレミアムで鹿肉の試食会の開催と鹿肉の販売を実施した。試食会では約300名の来店者に鹿肉のミートソースを試食いただき、2月8日から3月8日までの1ヶ月の販売期間中に約2.6kgの鹿肉を購入いただいた。

2月20日
 第3回ジビエ料理コンテスト農林水産大臣賞受賞者と第4回ジビエ料理コンテスト農林水産大臣賞受賞者を講師に招いて、一般の方を対象とした地域農産物と鹿肉を使った料理講習会を開催し、鹿肉を使った料理の調理方法を実演するとともに出来た料理を試食していただくことで、一般の方にジビエをPRし、鹿肉の消費拡大を図った。